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数学のコツ

「近似式」のコツ

2025年7月22日|渋谷数学塾塾長 清水

数学が苦手な人のための「近似式のコツ」:複雑な計算をシンプルに!

みなさん、こんにちは! 渋谷数学塾塾長の清水です。

「近似式」と聞くと、なんだか難しそう…と思う方もいるかもしれません。でも、実はこれ、複雑な計算をぐっとシンプルにする、とても便利なツールなんです。数学が苦手な人ほど、「近似」の考え方をマスターすると、問題が驚くほど簡単に解けるようになることがあります。

そもそも近似式って何?

簡単に言うと、近似式は「だいたい同じくらいの値になる式」のことです。例えば、テストで正確な答えを出す必要がないときや、手計算で大体の値を知りたいときに役立ちます。

イメージしてみてください。自動販売機でお茶を買うとき、158円のペットボトルを160円として計算しませんか?これも一種の近似です。私たちは普段から無意識に近似を使っているんです。

なぜ近似式を使うと便利なの?

近似式のコツ:これだけ押さえればOK!

近似式を使う上で、いくつか「これだけは知っておいてほしい!」というコツがあります。

1. 「ほぼ0」の感覚を掴む

近似式の中心にあるのが、「とても小さい数を無視する」という考え方です。

例えば、xが「とても0に近い数」だとします。このとき、

例:x=0.01の場合

1+x=1.01 x²=0.0001

x²はxに比べて圧倒的に小さいですよね?この「無視できるレベルの小ささ」を見極めるのが、近似の第一歩です。

2. 有名な近似式を覚える(代表例2つ)

いくつかの近似式は、高校数学や物理で頻繁に登場します。特に重要な2つを覚えておきましょう。

3. 「どのくらい近似していいか」を意識する

近似はあくまで「だいたい」です。どれくらいの精度が必要かによって、どこまで無視するかを判断する必要があります。

練習問題にチャレンジ!

では、実際に近似を使ってみましょう。

問題:電卓を使わずに、1/0.98 のおよその値を求めてみましょう。

考え方:

0.98=1−0.02 と書けますね。

つまり、1/0.98=1/(1−0.02) です。

ここで、x=−0.02 として、(1+x)ⁿ ≒ 1+nx の形に近づけます。

1/(1−0.02)=(1+(−0.02))⁻¹ と考えると、n=−1, x=−0.02 なので、

≒ 1+(−1)×(−0.02) ≒ 1+0.02=1.02

電卓で計算すると、1/0.98≒1.0204 なので、かなり近い値が簡単に求まりましたね!

まとめ:近似はあなたの味方!

近似式は、完璧な答えを出すためのものではなく、複雑なものをシンプルに捉えるための道具です。数学が苦手だと感じる人も、まずは「ほぼ0」の感覚を掴み、代表的な近似式を実際に使ってみてください。

「こんなざっくりでいいの!?」と思うかもしれませんが、その「ざっくり」が、実は数学の深い理解に繋がることもあります。近似を味方につけて、数学のハードルをグッと下げていきましょう!

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